【カウンセリング】とは専門的な手続きに基づく相談。またその技法。個人のもつ悩みや不安などの問題について話し合い、解決のために援助・助言を与えることから「助言全般」という幅広い意味を持つ言葉です。
一言でカウンセリングといっても分野、職種によって様々な関わり方が考えられます。ここでは主に3つのカテゴリーでお伝えしたいと思いますが
★1つは、医療系のカウンセリングでクライアントの状態としては、鬱病など心が病んでいる状態を指します。
応対については傾聴主体、相談者としては心療内科医・精神科医・臨床心理士が適切でしょう。
★2つ目は、癒し系カウンセリングでクライアントの状態としては、傷ついたり精神的に疲れている状態を指します。(夜回り先生で有名な水谷修先生がこれにあたります。)
応対についてはやはり傾聴主体で相談者としては心理・産業カウンセラーが適切でしょう。
★3つ目は、ビジネス系カウンセリングで、クライアントの状態としては、困りごとがある、理想・目標があるがなかなか解決・達成しない状態を指します。(基本的には健常者である)
応対については傾聴、提案、気づきへのアプローチで、相談者としてはコンサルタント・キャリアカウンセラー・ライフプランナーなど、ここにコーチがあたります!
しかしコミュニケーションの本来の理想としては、2つ目の癒しのセンスを持ちながらコーチング的なコミュニケーションが取れることではないでしょうか!
カウンセリングとは、個人の心理状態の安定・安心を目的とし答えの所在はカウンセラー自身の助言に委ねられます。
一方コンサルティングとは、組織の業績向上を目的とし、答えの所在はコンサルタントの提案に委ねられます。
私自身のコーチングの関わり方の理想とすれば、カウンセラーとしての聴く能力、コンサルタントとしての自分自身の経験・体験に基づいた提案する能力、そして コーチ としてのクライアントの気づきにおける行動を促す能力、この3つの能力全てを高め続けることこそがコーチとしてのコーチングの関わり方だと信じています。
カウンセリングはクライアントの 「心の持ち方」 を扱い、コンサルティングは 「実際的な問題解決」 を扱うといえます。コーチングは両者の中間を位置し、心の持ち方と問題解決の両方を扱う複合型のカウンセリングといえます。
専門的な治療プラス予防的な関わりを実践していく上で大切なことは患者さんプラス来院者(健常者)を相手にすることで定期健診(リコール)が盛んに増えていくということです。そうなると専門的な治療知識・技術同様、健常者向けのカウンセリングは コーチング的コミュニケーション が有効であり、これからの医院を運営していく上で必ず必要な考え方・スキルではないかと考えます。 |